江戸前鰻の乗り物ブログ

バスを中心とした乗り物ブログです。

直行カシマサッカー号

東京駅八重洲口のJR高速バスターミナルから、全席指定の直行便として運行しているカシマサッカー号。現在は、カシマサッカースタジアムでJリーグの公式戦が開催される土日祝日のみの運行となっています。


運行会社はかしま号を担当している、JRバス関東・JRバステック・京成バス・関東鉄道に加え、京成バスからの業務委託で携わっている京成トランジットバス5社になります。


運行時間は東京駅発が、

●10時20分

●11時20分

●12時20分

●13時20分

●14時20分

●15時20分

●16時20分

となっており、試合開始時刻の6時間前から3時間前の間に発車となる3便が運行されます。また、帰りは、試合開始時刻から2時間30分後に運行される1便のみとなるが、約20台のバスが一斉に発車となる。


もし、当日に試合が中止になったらどうなるのか?

その場合もJRバス関東に確認しておきました。

①スタジアムに到着してから試合の中止が決定した。

 ⇒運行が完了している為、払い戻しは❌


②運行中に試合中止が決定した。

 ⇒途中でUターンし全額無手数料にて払い戻し⭕️


③運行前に試合中止が決定した。

 ⇒運行は中止し、全額無手数料にて払い戻し⭕️


④試合が開催されるか不明瞭だったので、行かない判断をした。

 ⇒試合開催の可否が未定での払い戻し希望の場合は無手数料で払い戻し⭕️


現地に到着してしまってからの中止決定以外は無手数料での払い戻しになるそうです。


②については、そんな事あるのって思われそうですが、2020年11月14日開催の鹿島アントラーズ対川崎フロンターレ戦にて、以下のケースが発生しました。


試合前日の11月13日、鹿島アントラーズの永戸勝也選手が新型コロナウィルスに感染してしまい、町田浩樹選手、荒木遼太郎選手、杉岡大暉選手、関川郁万選手、山田大樹選手、常本佳吾選手の6名が濃厚接触者に認定されてしまった。スタメン3名を含む7名が出場禁止となった事で試合開始直前まで開催の可否に関する協議が行われて、試合開始4時間前に開催が決定されました。直行バスは前述の通り試合開始6時間前から運行が開始している状態であり、協議の結果次第では①〜④全てのケースが該当する可能性が発生したというケースです。


≪参考文献:日刊スポーツ(2020/11/14)≫

過去にはこういう事例もあったという事を覚えておいて欲しいです。

尚、サッカーの試合は基本的には雨天決行ですが、台風の接近に伴い、事前に試合順延が決定したケースや試合中に雷雨が発生し、試合中断を経て再試合となったケースは過去にもありました。しかし、いずれも運行中に試合開催の可否が決まるというケースはありませんでした。このケースは非常にレアなケースであるのは間違いありません。


≪参考資料≫


(参考までに、当時JRバス関東様にこの件を問い合わせた結果、当時頂いた返答を掲載させていただきます。尚、個人名やメールアドレスの一部は消させて頂いてますが、それ以外は原文ママです。)

富士急コニファーフォレストへの行き方入門


簡単なコニファーフォレストへの行き方を解説します。

1. 高速バスを使う

①高速バスで富士急ハイランドまで行きます。


②バスターミナル裏手の階段を登り橋を渡ります。


③富士山の聳える方向に進みます。


④富士山の下にとんがり屋根の建物が見えます。これがコニファーフォレストなので、ここを目指して歩きます。


⑤橋を渡ると駐車場に出ます。


⑥駐車場内を真っ直ぐ進むと横断歩道があります。


⑦横断歩道を渡るとコニファーフォレストがあります。


2. 富士急行線を使う

❶富士急ハイランド駅で下車し、富士急無料巡回バスを使用し、ハイランドリゾートホテルorふじやま温泉で降りる。

❷徒歩で高速バスターミナルまで向かう。

❸高速バス利用時と同じルートを歩く。

富士の巻狩りの地ラッピングから家康公の遺産ラッピングへ

2021年富士急静岡バスにとあるラッピングバスが誕生しました。2022年度のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送開始を記念して、源頼朝ゆかりの地として富士宮市が制作した「富士の巻狩りの地富士宮」ラッピングバスです。当初は富士急静岡バスの一般路線車(W3894号車)とゴミ収集車にラッピングが施されていましたが、12月末には高速バスW3615号車にもラッピングが実装されました。



(↑ 富士急静岡バスW3907号車)


一般路線バスはフルラッピングだったのに対し、高速バスは、全面と公式側にパートラッピングという形で実装されました。のちに非公式側にもパートラッピングが施され、更にW3907号車にも同じデザインのパートラッピングが施されました。


2023年に入り、W3615号車の富士の巻狩りの地ラッピングは解除されましたが、新大河ドラマ『どうした家康』の主人公徳川家康ゆかりの史跡をイメージした「家康公の遺産」ラッピングが2023年3月28日より運行開始となりました。(契約期間は2024年3月まで)


(↑ 富士急静岡バスW3615号車)

新しいラッピングバスはフルラッピングとなっており、シックなカラーリングとなりました。

2年続けて大河ドラマの主人公との縁をアピールした富士宮市と富士急静岡バス。来年以降も継続されるのかが注目されます。

≪追記≫

2024年の大河ドラマの主人公は紫式部と発表されましたので、来年度は難しいかもしれません。


≪参考文献≫