秩父鉄道観光バスのJRバス関東アライアンスって何じゃい!!

今回はJRバス関東アライアンスについて語りたいと思います。
まず、アライアンス運行って何なのかって話ですが、簡単に説明すれば飲食業界で、寿司屋や蕎麦屋、ラーメン屋などでよく見かける「暖簾分け」によく似ていると思います。
秩父鉄道観光バスは、2014年まで一般路線バスを運行していましたが、採算が取れず路線バス事業から撤退していました。今回10年ぶりに乗合事業に参入しましたが、初の高速路線バスの為、全くノウハウが存在しない状態でした。そこでJRバス関東とアライアンス契約を結び、ノウハウをゲットする事にしたのです。

(↑ JRバス関東仕様のバス停)
その中でも特に重要なのは、車両とバス停と休憩所でした。
バスの車両というのは基本的にレディメイドと呼ばれるもので、エンジンを含むシャーシとボディ以外は特注になります。路線バスと貸切バスでは内装は全く異なります。観光バスではカラオケセットや冷蔵庫などが付いている車両は星の数ほどあります。ですが路線バスでは必要とされていません。かわりに、ワンマン機器と呼ばれている料金機や音声合成、方向幕や降車ブザーなどの設置が必要になります。またこれらを取り付けるための電気の配線工事もしなければならないのです。また路線バスである以上、バス停を制作し設置しなければなりません。これらの機材は全てバス会社が自分たちで手配しなければならないのですが、残念なことに秩父鉄道観光バスには、そのツテが存在しないのです。そこでアライアンス契約という形でJRバス関東仕様の機材を手配する事にしたのです。
このやり方と言うのは、飲食店における「暖簾分け」とまったく一緒なのです。そして、高速バスを運行するに当たって絶対に必要なのが、入れ込み先の休憩施設もJRバス関東長野原支店を共有する事で、休憩以外でもトラブル発生の際に対応可能になっています。
これが秩父鉄道観光バスが共同運行や貸切バスの業務の受委託といった扱いにならなかった最大の理由かと思います。